ここ数年はレトロ菓子ブーム。バームクーヘン、ホットケーキ、フレンチトーストなどの懐かしいお菓子のブームが続いた。どれも懐かしい。しかし究極に懐かしいお菓子といえば、ここは金平糖を推したい。
d0250498_17454261.jpgただ砂糖を固めただけにも思える金平糖だが、その歴史は非常に古く、日本に到来したのは1500年代。カステラなどと一緒に、ポルトガルからやってきた。
そう、このお菓子はポルトガル生まれなのである。ポルトガル語のコンフェイトがその名の由来になったという説もあるそうだ。当時は織田信長や、時の政治家だけが食べられる、恐ろしく高級なお菓子だったのだとか。しかし、味や色を付けやすく、さらに砂糖なので日持ちもする。カロリーもとれる。鮮やかに色を付けるととてもカラフルで癒させる……ということで、今では災害時の食材としても注目を集めている。
 そんな金平糖だが、実はレシピというレシピがない。大きな釜に核となるグラニュー糖を入れ、それに蜜をかけながら火をいれて、10日近くかけて作られる。ただ蜜をかけるだけでなく、鍋に傾斜をつけてかけることで、あの独特のイガイガが産まれる。仕上がりは作り手の腕と勘だけが頼り。
 専門店の手作り金平糖を気軽に体験できるスポットがある。その名も“コンペイトミュージアム”。金平糖の製造工場である八尾、包装工場でもある堺、そして福岡にも展開する、おそらく世界で唯一の金平糖のミュージアムだ。
「金平糖の製造工程や歴史がユニークで面白いということで、一般の方にも知って頂こうと金平糖の手作り体験などができるミュージアムを造りました」とスタッフの方が言うとおり、ミュージアムといっても体験型の施設。直径85cmのミニ釜を回して金平糖をつくることもできる。
老舗だと20年、という金平糖作りを体験できる貴重なスポットである。さらに珍しい金平糖やマーブルなど店舗販売も実施。
「店頭販売では直径1mmの世界一小っちゃい金平糖や苦味の効いた珈琲味、濃縮果汁を使ったブルーベリー味、夏場は熱中症対策用の塩味など揃えています」と専門会社ならではの品揃え。さらに「7つの味から選んで頂けるレインボーコットンキャンディーや南蛮フラッペの販売も行っております」と懐かしいお菓子も揃っているので、小さな子供だけでなく大人にも人気なのだとか。
 実は金平糖の周囲のイガイガがなぜできるのか、何個のイガイガがあるのかは謎なのだそう。9月の連休には、こんなところで懐かしの味を堪能してみては。ただし体験教室は全て予約制で土日祝日の場合、予約がなければ臨時休館となるのでご注意を。

2013年9月8日  excite ニュース記載
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# by sonicont1 | 2013-09-25 17:45 | スイーツ ・ グルメ

スマートフォン(スマホ)で撮影した動画をネット上にリアルタイムで配信して楽しむ人が増えている。短文を投稿するだけでは満足できない女子高生らが愛用し始めたのがきっかけで口コミで広がり、登録者は300万人を突破。企業も情報発信ツールとして活用し始めた。スマホがテレビカメラになり、誰でもどこでも実況中継できる時代。利便性に潜むリスクを軽減する仕組みも必要になってきている。「みてみて、このネイルかわいいでしょ」「こないだディズニーランド行って、楽しかったー」高校生の松本鈴香さん(18)の楽しみはスマホのカメラで自分を撮影した動画をネットで生中継することだ。自室で化粧をする様子を映しながら、日々の出来事を話す。「スマホがあれば簡単に中継できるのがいい」
企業も情報発信に活用
松本さんが使っているのは「ツイットキャスティング(ツイキャス)」と呼ばれるサービスで、ベンチャー企業のモイ(東京・千代田)2010年2月に始めた。赤松洋介社長は「とにかく簡単に使える生放送サービスを目指した」と話す。
●ツーリングや曲紹介
ネット生放送サービスには「ニコニコ生放送」や「ユーストリーム」がある。いずれもビデオカメラや音響機器を使える本格的なサービスなのに比べ、ツイキャスに必要なのはスマホだけ。撮影用アプリをスマホに導入して利用者登録をすれば、すぐに生中継を始められる。
手軽なので利用の仕方も様々。バイクでのツーリングの風景をライブで紹介する人もいれば、シンガーソングライターが自作の曲を披露する番組もある。短文投稿サイトのツイッターと連動しているので、視聴者が感想を書き込める。動画と文字情報を使ってリアルタイムで交流する新しい手法として話題になり、登録利用者数は累計で320万人に達している。
個人だけでなく、企業もツイキャスに注目し始めた。TBSテレビは今月18日から自社でプロデュースするアイドルグループ「ピムス」による生放送を始める。地域FMラジオ局はラジオ放送中のスタジオの様子をツイキャスで同時に放送。DJやゲストの会話のほか、秋田県湯沢市の「エフエムゆーとぴあ」はバンドなどによる生演奏の風景を見せている。
●中傷などの対策急ぐ
手軽さの半面、個人の配信にはリスクもある。生放送している女性の連絡先を聞き出そうとしたり、誹謗(ひぼう)中傷を書き込んだりする例もある。運営元であるモイは放送内容やコメントを常時監視し、不適切な放送は停止している。不快なコメントをする視聴者の投稿を配信者が禁止できるようにもした。
スマホの機能を最大限に楽しめるサービスだけに、登録者の増加ペースは加速しているのが事情。普及が進んだだけ、トラブルが発生するリスクも高まる。ソーシャルメディアに詳しいアジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦社長は「使い手には新しい交流方法に応じたリテラシー(基本的な教養)が必要になる」と、ネットとプライバシーに関する教育の重要性などを指摘する。

海外、反政府デモにも利用
中東では通信遮断も
 
アプリを取り込めば誰でも使えるので、海外でも愛用者が60万人を越えている。最も多いのはブラジル。趣味のネットワークを広げるだけでなく、反政府デモの様子を中継して参加を呼びかけるケースもある。モイの赤松氏は「事業開始当初は全く想定していない使い方」と驚く。
急速にスマホが普及するなかで、ツイキャスの影響力を警戒する動きも出てきている。2011年には中東のある国に住む利用者から「使えなくなった」との連絡が入り、確認すると同国での通信が遮断されていた。モイはデモなどを誘発する懸念があるとして政府が規制したとみている。
 モイは利用者が3年後に10倍超の3500万人に達するとの見通しを示すが、世界に浸透させるには課題も多いのが実情だ。

2013年9月14日  日本経済新聞記載
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# by sonicont1 | 2013-09-25 17:43 | 経済

暦の上では、そろそろ秋。トンボが飛んでいたり、朝夕は少し涼しくなってきたり……と、季節の変化も感じれるこの頃ですが、実に秋にかけてのこの時期は、「キレイでいたい女性」にとって重要なシーズンなのです。
☆「夏老け」を防ぐための集中ケア
最近、鏡で自分を見て、「顔色が悪い」「髪や肌の調子がよくない」などと感じたことはありませんか?夏の終わりのこの時期、自分の顔を見て「なんか老けたような」「疲れて見える」と落ち込む女性、大変多いと言われています(「夏老け」なんて名付けられているほど!)。たくさん汗をかき、強い紫外線を浴び、温度差や湿度差の大きい場所を行ったり来たり……そんな風に夏を過ごす結果、今時期の髪や肌はたくさんのダメージを受けている状態。「夏老け」を防ぐためには、ダメージを受けた部位“放置”しないことが必須です。

■「髪」のケア
まずは、髪の毛。色が濃く、最も陽にさらされる場所に位置するので、もっとも「日焼け」をしやすいパーツでもあります。紫外線をたくさん浴びた髪は、組成が変化したり、キューティクルがはがれたりして、切れ毛や抜け毛も頻発。海やプールで泳いだ人などは、さらに塩分や塩素のせいで髪の水分が失われ、傷んでバサバサに。加えて「頭皮」も、日焼けによってかなり傷みます。健康で豊かな髪を生やすためには、水分たっぷりの“ふくよかな土壌”に保っておくことが必須なのですが、日焼けすると“堅い土”のような状態になり、よい状態の毛が生えにくくなってしまいます。
 健康で豊かな髪は、女性の“キレイ”の象徴。今時期はぜひ「髪の毛」と「頭皮」、両方のケアを念入りに。自分の指で構わないので、堅くなった頭皮をよくマッサージして、毛穴につまった汗や皮脂などの汚れをシャンプーの二度洗いなどで取り除く。その上で、髪の養分を補う集中トリートメント剤や、紫外線ダメージ専用のヘアケア商品を使用するのがおすすめです。
■「肌」のケア
続いて、肌。こちらも夏の影響で、「日焼け」「毛穴の黒ずみ」「くすみ」「角質硬化」などの悩みが今時期に多く聞かれます。日焼けはできるだけ「予防」するに越したことはありませんが、焼けてしまった場合は、炎症を落ち着かせた後「美白」そして忘れがちな「保湿」のケアをしっかりと。シミができてしまってからでは全く効果がないので、お早めに。トマトなど、日焼け肌に効く食品の摂取もおすすめです。大量の皮脂や、落ちにくい日焼け止めの多用で“毛穴”に汚れがたまり「黒ずみ」が増えていると感じる方は、ピーリング剤や酵素洗顔料が◎。冷たい飲食ばかり、冷房のなかに閉じこもる、入浴はシャワーのみ……といった生活をしていると、血流が悪くなり、肌の代謝も落ちるため、顔の「くすみ」も出やすいです。運動、マッサージ、湯船に浸かるなどして血行改善を。
 また、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルはおよそ1ヶ月なので、今の時期の肌は、真夏に作られ始めたもの。強い紫外線の影響を受けており、角質が肥大して堅くなるなど、“ふっくら感”が失われていることも多いです。加齢とともに、ターンオーバーのサイクルも長くなってしまうので、メラニンを含んだ古い角質を積極的に排除するためにも、上述のピーリング剤や、角質ケア用の洗顔料の活用を。運動で新陳代謝を促すのも◎です。
 身体のほうも、夏は素足のサンダル履きで「足裏」や「かかと」が堅くなったり、素肌が直接机などに当って「ひじ」の黒ずみや角質硬化が起こりがち。入浴中にスクラブ洗顔料や軽石などで除去し、その後、尿素系クリームなどでしっかり保護を。大人気『ベビーフット』などの角質除去専用ケア商品を利用するのも、おすすめです。
■「脱毛」の開始時期も、秋が最適
そしてもう1つ、この時期い忘れないでおきたいケアは「脱毛」です。意外かもしれませんが、サロンやクリニックでの脱毛は秋から始めるのがベスト。赤みも炎症、色素沈着、ブツブツ毛穴、肌の硬化などを起こしやすい自己処理に比べて、肌への負担が少なく、日々のケアも手軽になる……ということで大人気のサロンでの脱毛ですが、すべての処理を終えるまでには約1~2年ほどかかるのが通常です(個人差はあります)。毛の生える周期は1本1本違うので、時期を空けて、数回の施術が必要なのですね。
1回ごとに毛量は減っていきますが、脱毛期間中は「毛抜き処理」などはNGなため、少々目立ちやすくもなります。最初の半年くらいが、一番他人の目に触れたくない時期だと言えるでしょう。となれば「肌を洋服で隠し始めるシーズン」のスタートが最適!早めにスタートしておけば、来年の夏の段階ではだいぶ目立たなくなっており、快適に過ごせることが期待できます。
 また“秋スタート”がいい、もう1つの大きな理由として「肌へのダメージが少ない」ということがあります。肌露出の増える春夏に脱毛を希望する女性は多いのですが、脱毛中の肌は「紫外線」が大敵なので、この時期は本来、できるだけ避けたほうがベター(※紫外線量がもっとも多い時期は5~8月)。脱毛をした後の肌は非常にデリケートな状態で、そこに紫外線を浴びてしまうと、シミなどの肌トラブルも起きやすく、こすったりすると、ガサガサに荒れてしまうこともあります。
 ということで、脱毛は、これからの時期に始めるのがおすすめ!今年の夏、水着やノースリーブ着用時に処理が気になり、「来年こそは本気で脱毛しよう」と思った方「彼氏ができたらしようかな…」などと考えている方、そう思ってからでは遅い(時間がかかってしまう)ので、ぜひ早めの検討を!紫外線と脱毛の関係については、まだ広く浸透していないため、サロンやクリニックはやはり春夏が混雑しているそうですが、そういった意味でも、混雑が少なく、希望どおり日時に通いやすい「秋」の脱毛スタートは、メリット大です。
 髪、肌、そして脱毛。来年の夏もキレイな自分でいるため、今やっておくべき3つのケア。「あの時期にちゃんとやっておけばよかった…」と後悔しなくて済むよう、今の時期は普段より少し多めに、“自分のカラダ”に意識を向けてみませんか?おしゃれを気にするならこの際、指先・足先までの脱毛にも気を使ってトライしてみましょう。

2013年9月9日  LAURIER 記載
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# by sonicont1 | 2013-09-25 17:42 | 健康&美容

「欲しいけどどこにも売ってないものを、自分の手でつくりたい」。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で15年前、そんな学生を集めた授業が1人の教授の呼びかけから始まった。講座名は「(ほぼ)なんでもつくる方法」。10人の募集枠に100人が応募した。
工学科に交じり、芸術家などの学生も参加。「ベルをとめるのに格闘しなければならない目覚まし時計」など、面白いアイデアが次々に実現した。講座が発展する形で11年前、ものづくり愛好家たちが、皆で使える工作機械がデジタル化で安く、使いやすくなったのも追い風になった。
こうした自主運営型の工作部屋は「ファブラボ」を名乗り、いまや50カ国で200ヶ所を超すまでになった。先進国では大量生産品とは一味違うユニークなものを、途上国では大量生産品とは一味違うユニークなものを、途上国では太陽光を使った調理器や超音波による野犬撃退機など生きるために必要なものを、地元の市民発明家たちが日々、自らの手で生み続けている。
欧米などに続き日本でも2年前ファブラボが誕生。現在5ヶ所にある。横浜市ではいま40カ国、200人の運営者が国際会議を開催中だ。ものづくりのすそ野が個人に広がれば新しい仕事や産業を生むと、火付け役のニール・ガーシェンフェルドMIT教授は語る。ものづくりを得意としてきた日本に新しい芽は根付くか。

2013年8月23日   日本経済新聞記載
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# by sonicont1 | 2013-09-05 16:39 | 経済

広島県内で付加価値の高い農業を志す取り組みが徐々に広がる。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加などで国際競争の激化が見込まれるなか、加工・流通業者と組んだ「6次産業化」など農産物の収益向上は生き残りに欠かせない。県や県内金融機関なども意欲ある生産者を後押しし、県内農業の変革を促す。
「今日は1箱だけお願いします」――。広島市安佐南区のルンビニ農園に毎週、保冷設備を備えたトラックがやってきて生産物を集荷する。生産するバジルや小松菜を販売先である市中心部の卸売業者に運んでくれる心強いパートナーだ。
これは今年度から県が始めたコールドチェーン事業。保冷車で複数の生産者を回って農産物を集荷し、鮮度を保ったまま市中心部の飲食店や弁当店などに配達する。共同で集荷・配送することでコストを抑え、少量でも機動的に販売できるようにする。
 当初は参加者が少なく採算に乗りにくいため、赤字分を上限に一定額を県が補助する。ルンビニ農園の手掛けるバジルは傷みやすく、生産量も少ないため、輸送コストが高くなりがちだった。共同輸送でコストが下がれば、販路を広げやすくなる。
販路開拓を見込み、同農園は年内にも農地を5割広げる計画。バジルやパセリの生産拡大を決めた。紫色のダークオパールバジルという品種の生産も試験的に開始。調味料メーカーと協力し、新たな加工品の開発につなげたい考えだ。同農園の今田典彦社長は「従業員の人件費などを増やせるまで収益を伸ばしたい」と話す。
同事業は県だけでなく、地元金融機関の広島信用金庫(広島市)も協力した。県から受託し、同金庫の農業専門の担当者が意欲的な生産者のニーズを取りまとめた。参加する生産者数は5月の事業開始から倍増し10を超えるまでなった。
金融機関など生産者以外が関わることで、新たな農業のビジネスチャンスを生み出す動きはほかにもある。牧場経営のカドーレ(東広島市)もその一例だ。
山口フィナンシャルグループが開いたビジネスマッチングのイベントをきっかけに出会った食肉として商社と検討を重ね、9月には乳牛を従来の搾乳用だけでなく食用として活用した加工肉の製品化にこぎつけた。
このほか、観光物産館を手掛ける広島市のNPO法人は広島県内の中小生産者に声をかけ、10月にも地元の農産品の宅配事業を始める計画だ。
もともと広島県は1戸当りの耕地面積が全国の半分程度。生産品も稲の比率が高く、「稼げる農業」の実現へハードルは高い。
県の仕掛けたコールドチェーンも、根付くかどうかは関係者次第。参加者が増えなければ補助金を使い切るだけで、その後につながらない可能性もある。
集落法人化や企業参入の促進といった新たな担い手を軸とした農業強化策と合わせ、県内農業が競争力を増すには意欲の高い生産者を増やし、支えていくことも重要。その意味で県や金融機関といった外部の支援も生かしつつ、生産者の自己変革も問われている。(広島支局 三田敬大)

2013年9月3日   日本経済新聞記載
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# by sonicont1 | 2013-09-05 16:38 | 経済