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LED照明4割省エネ ~電源とバッテリー交互に使用~

ヤマダ電機は5月から、バッテリーを内蔵した省エネ型の発光ダイオード(LED)照明の販売を始める。オフィスや店舗向けで、通常の電源とバッテリーを交互に使うことで消費電力を従来のLED照明に比べて4割減らせるという。停電時には非常等にもなる。
2015年3月期に100万本の販売を目指す。
 システム開発のサイバーコイン(東京・千代田)は開発し、ヤマダが独占販売する。製品名は「エバルーチェ」。リチウムイオンバッテリーを内蔵。通常の電源を使って3時間、点灯と同時に充電もし、充電完了後の2時間はバッテリーだけで点灯する。この仕組みにより消費電力を減らす。
 まず明るさが40ワット相当の商品を発売する。1時間あたり消費電力は平均15ワットと、従来のLED照明に比べて4割の省エネにもなる。地震などの災害で停電した際には照度を抑えたり非常灯となり、最長で約12時間連続で点灯できる。

2012.3.30日本経済新聞掲載
by sonicont1 | 2012-04-26 10:44 | 経済